ポーランドからホールドが届きません。ホールド自作もまだシリコンを用意してないので進んでません。って事でハリボテを自作してみました。ルーフ部に天板を取り付けてそこにもホールドを付けられる加工をしようとしていたので、その合板の余りを使用しました。
例によって今回も海外サイトをフルに参考にしました。インチをセンチにして少し小型にしただけで、ほぼ丸パクリ。ベニヤだと木口にビスが利かないかなと思いまたラワンランバーコアを使用しました。
Build a Triangle Wood Volume for Your Climbing Wall » The Home Climbing Wall Resource
上記ガイドでもそうですが、一番作るのが簡単なので直角三角形で作ることにします。覚えておいででしょうか、1:2:√3の直角三角形を。
今回はこの1の部分を30cm(300mm)で作ることにしました。板の厚みは15mmです。なので必要になる板は以下の3枚。
- 300 x 600 x 520
- 285 x 600 x 520 … 300mmから板厚の15mmを引いています
- 300 x 300 x 424 … こちらは1:1:√2の直角三角形
ってわけで今回必要な材料は以下のとおり。材料だけなら2,000円もあれば揃うんでは無いでしょうか。
- 15mm厚のランバーコア(300 x 1000あれば十分)
- 40mm以上のコーススレッド
- 適当な塗料
- 硅砂(7号にしました)
- 木工用ボンド
工具は以下があれば作れます。
- ノコギリ(丸ノコ or ジグソーがあると捗ります)
- 電動ドリル
- 12mmの木工用ドリルビット
- 紙やすり
- カンナ(optional)
では作っていきます。
300mm幅に切ったランバーコアです。これに寸法の通り鉛筆で線を入れます。まず1の分を切ります。
斜めにまっすぐ切ります。僕は丸ノコを使って切ったので、自作のT型オフセット定規(ってタダの治具)を使いました。この右側の線に合わせて切られます。
そして同じ要領で2の板も切り出します。そしたら早速2枚をくっつけてみましょう。見た目が形になるとやる気が出るので。
ビスは600の辺に対して4本使いました。下穴を空けておいて、接合面をドリルでなんとなくボコボコにします。ボンドの食いつきを良くする為です。
んでそこに木工用ボンドを塗ります。
そしたら2枚を90度に合わせてビスで留めます。こんな感じになります。
そしたら3の板も同様に切り出します。もうほぼ完成。仮組みするとこんな感じ。いいじゃん。
そしてまた下穴を開けてボコボコにして木工用ボンド。
んでビスで留めると大体完成。
ウォールにつけてみるとイメージ湧く。
まだ作業は終わりません。
今度は各面に適当に12mmの穴を開けます。ホールド固定用です。適当でいいと思います。ランダムに。そしたら今度は全体を紙やすりで滑らかにしましょう。 手で直接触るので念入りにやっておいて損はないです。サンダーがあるといいですが、僕は持っていません。
そしたらいよいよ塗装です。今回は適当な水性塗料に7号硅砂を混ぜてみました。その方がフリクションが良い感じに出るんじゃないかなっていう思いつきです。
この硅砂の上に塗料を注いで混ぜました。
んで塗ります。黒に赤って映えるかなって思って派手な赤を選びました。防腐剤とか入ってないテキトーな塗料。
全部塗り終わるとこんな感じ。
乾いてみると結構硅砂が取れちゃいます。計画倒れだったかも。あと1回今度は硅砂無しで塗って塗膜を丈夫にしてみます。
固定方法は色々考えました。ホールド用の穴を利用して取り外し可能な形にしようと最初は考えていたのですが、構造が面倒になりすぎるので直接ビスでウォールに留めちゃう事にしました。実はこのままじゃウォールに接する面が平らじゃないので壁面から浮いてしまいます。 なのでカンナで微妙に角を落として平にしたのですが、途中でめんどくなってやめました。見た目だけの問題で実際のハリボテの固定の強度にはほとんど影響が無いからです。いいや、浮いてても。
次回、二度塗りしたハリボテをウォールに固定してみます。でもホールドが届いてからかな。つづく。
0 件のコメント:
コメントを投稿
Pls comment here...