iPhoneやiPadを直接充電できるようなUSB壁コンセントを作ってみました。これは便利。engadgetかGIGAZINEで紹介されてもおかしくないんじゃなかろうか。全部で3,000円弱で出来ましたので紹介します。
ちなみにUSBの口がついてる電源タップやこの商品やこの記事にかなりインスパイアされました。でもどうせやるなら既存のモジュールを採用して作れば、どんなコンセントにも対応できるなと思って考えて作ってみました。
<用意するもの>
- USB-AC充電器(PLANEXの2000mAの4ポートのやつ)
- USBケーブル (100円ショップ)
- 片切りスイッチ
- コンセントプレート一式(今回はPanasonicのWN3802とWN3852)
- VVFケーブル
- 平型ボディ
- ホットボンド
- その他工具一式(ドライバ、ドリル、引き廻しノコギリ)
- 壁に穴を開けても怒られない家
<作成方法>
概要を説明すると、壁の中にUSB-ACの充電器を埋め込みそこから伸ばしたUSBケーブルを壁コンセントに固定する、それで完成です。
ちなみに我が家はリビングのテーブルの高さに合わせて100VとRJ45のコンセントが設置してある(これすごい便利ですよ)ので、その近くにUSB壁コンセントを設置することとしました。
作成開始。190円で買ったここいつを使います。店で見た瞬間、いつが役に立ってくれる予感がしました。なんとなくUSBの口が2つ並ぶような気がしませんか?
そっこうでぶっ壊します。このガワだけが欲しいのです。
なんだかいい感じの、おあつらえむけのフレームができた感じ。
100円ショップで買ってきたUSBケーブルのメス側を仮組みしてみます。イメージ通りだ。
隙間は白いホットボンドで充填してしまいましょう。それで固定すりゃいいかと。ガムテープで固定してホットボンド作業。僕のホットボンドスキルだとこ れが限界。もっと細く射出できればなあ。納得はしてない が、これでいきます。
ちなみにこの段階ではまだ単なるケーブルが繋がったモジュールで、USB-ACのアダプ タを壁の中に入れてそこに接続します。
次に壁に(うちの場合壁っていうかキッチンカウンターなんですが)穴を開けます。USB-AC充電器が入る大きさが必要です。適当にケガいて四隅に引き廻しノコギリが入る大きさの穴をドリルで開けます。
そしてその穴から引き廻しノコギリを入れて、四角く壁を切り取ります。その際には既存のケーブル類を傷つけないように気をつけましょう。コンセントプレートで隠れてしまうので、木の粉を掃除機で吸うだけで処理は適当です。
2口あるプレートなので、USBの他に普通のコンセントも追加しました。既存のコンセントの裏からまずこのコンセントに配線します。
そしたら次は新設するコンセントの裏から平型ボディに配線し、そこにUSB-ACアダプタを接続し、更にそこにUSBコンセントから伸びてるケーブルを2本接続します。壁の中で抜けると困るので、ビニールテープで固定。
USB-ACアダプタ一式を壁の中に入れてしまうとこんな感じ。あと一歩。
化粧板を付けて完成!斜めってるのはこの後修正しました。
ちゃんと充電もできてめでたしめでたし。アダプタが無いのは凄くすっきりしてていい感じです。
<まとめ>
かなり満足です。このケースだとテーブルの高さ位置への設置なのですが、普通の床近くのコンセントだとまた使い勝手が違うかもしれませんね。これ、便利なのでPanasonicさんあたりに商品化してほしいなあ。需要無いのかな?
ちなみに、この工作自体は満足なんですが、素人施工の悲しいところで、ちゃんと養生しないでやるもんだから壁に余計な傷作っちゃったのが残念でした。。。