ラベル MYOG の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル MYOG の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017/08/21

Make My Own 3-Season Down Quilt / 3シーズン用ダウンキルト作製




またダウンキルトを縫いましたので記録に残しておきます。今回もThru Hikerの900フィルパワーダウンキルトキットを使用させてもらいました。
  • 総重量: 265g
  • ダウン: 900FP White Goose Down x 130g
  • 生地: M50MR(シェル)、M50L(ライナー) 
  • サイズ: 縦183cm x 横122cm
*前回の900フィルパワー厳冬期用ダウンキルトのMYOGの様子はこちら

* * *

友人が持ってるマジック125を見て、ああいいなこれ軽いし自分でこんなの作れないかなと思って計画したのですが、気づけば某モンベルのダウンブランケットの影響を多大に受けたキルトになってしまいました。自分の身長に合わせて短くしてある上に、900フィルパワーのダウンを使っているので、だいたいモンベルで言う#3くらいの性能はあるんじゃないかと思います。

4.6oz、130gのダウンを用意。ホントはこんなハンパな量では売ってないのですが、お願いして売ってもらいました(スケールに115gって出てますがこれテーブルに触れちゃってるので、ちゃんと130g以上あったのを確認済です)。

まあいつものように縫います。今回ロフトが全然無いのでバッフルが要らなくて凄く楽だった。あと、ブランケット状に展開させられるようにするので、フットボックスも無くて凄く楽だった。

んでダウン封入。また風呂場でやりましたが今回もう濡らすのやめてジップロックに入れて重さ測ってってやりましたが、夏だし汗ばんでるしで死ぬ騒ぎ。

数グラムのダウンが無駄になりましたが、もう回収する元気なし。

どうでしょう。こんな感じで。スナップボタンとか色々つけて完成です。

265グラム、スタッフサック除く。奇しくもマジック125と同じ重さ。ですが、こっちはフィルウェイト130gなのでインチキ130とでも呼びますか。かつ900フィルパワー。おう、どうや。

広げるとこんなんです。色んなシーンでこれ実は便利なんじゃないかって思ってます。縫うの大変なので、房室は横に区切っただけ。

スナップボタン取り付けて、足側のコードを絞るとこんな感じ。首側はバンジーコード。

裏側。実は背中の部分のストラップまだつけてない。なかなかよろしいのでは無いでしょうか。7月中旬に松本でキャンプして使ったのですが、夏にはちょっとスペックが高すぎた気もして、ブランケット状での使用が結構ありそうだなと思いました。

あと作ってから思ったんですが、265gしかないのでダウンパンツ程度の感覚で追加して持って行けるのもいいんじゃないのかな。もう今後寝袋はそうそう縫わなくていいかと思うと肩の荷が下りた気分です。ですが、縫ってる終盤でミシンが調子悪くなって凄い困ってます。

2015/01/25

Make My Own 900 Fill Power Down Quilt / 900フィルパワーダウンキルト作製



去年の話ですが、Austinに出張中にあっちで購入してきたThru Hikerの900フィルパワーダウンキルトキットを使用して、キルトをMYOGった記録です。軽くて頼りになるキルトが完成しました。

  • 総重量: 731g(含スタッフサック)
  • ダウン: 900FP White Goose Down x 510g
  • 生地: Pertex Quantum(シェル)、M45(ライナー) 
  • サイズ: 縦183cm x 首周り122cm x フットボックス周径96cm
* 900フィルパワー3シーズンダウンキルトのMYOGの様子はこちら

* * *  

900フィルパワー(らしい)ダウンを今回は18oz(510g)用意しました。これでスペック的にはNunatakのArc Expeditionに匹敵する、-15℃以下まで耐えられる想定。素材はPertex QuantumとM45をチョイス。房室は12とします。一応設計図を書いてどの房室に何g分のダウンを入れるかとか決めてたんですが、それどころじゃなかったです。元々キットのダウンは12ozなので、1.5倍に増量しました。

 届いたキットの勇姿。パンパンや。パターンとかは付属しません。

まずは生地の採寸をします。スペース取ります。。。

ライナーの採寸が終わったらそのまま上にシェルの素材を重ねて写し取りました。

テープを使う事自体は移しやすいし直線取りやすいしでいいと思うのですが、ガムテープを使ったのは失敗でした。ノリが残って最悪です。もっとノリの弱いテープを使うべきでした。

切ります。

No-See-Umのメッシュでバッフルもを作成します。何センチにしたっけな。今回のようにムチムチのダウンはバッフルを入れないとロフトが潰れてしまうので。

バッフルをライナーに縫い付けます。

こんな感じ。

ライナーへのバッフル縫い付けが終わったところ。生地が引き攣れちゃってますね。 糸調子が悪いのか押さえが合ってないのか針が太いのか?

更にバッフルをシェル側にも縫い付けます。順番考えないとダメですね。

もう少しでシェルへのバッフルの縫い付けが完了。

バッフルが終わったらサイドを片側閉じます。耳が残って不格好(かつUL的には無駄?)なのですが、作業性とダウンの封入を考えて三つ折縫いにしました。

さて、それではいよいよダウンの封入作業に入ります。
これで半分。浴室で作業しました。最初はダウン濡らしてやろうとか考えていたのでね。。。この方法賢いかと思いきや、ダウンが全然水を吸いません。ダウン全体をきっちり濡らさないと量の管理ができないので。ですが濡れません。結果、ヤケクソで目分量となりました。

ダウンは濡れに弱いとか良く言いますが、こんだけ水を吸わないわけで、本当に水に弱いのか?と疑問に思いました。水に強いんじゃないのか?

もうこれ、地獄ですよ。早く終わりたい一心。バランス?さあどうなんだろう?みたいな感じ。

最初の6室にダウン入れてみましたが、乾燥するまでバランスが確認できず。。。2日位乾燥させたかな。もう濡らすのはやめました。

乾燥してバランス取ってみた最初の6室。まあいいんじゃないでしょうか。

後半戦。今度は濡らしてないのでもっと悲惨。

房室の中はこんな感じ。メッシュのバッフルで隔てられています。

さて、何度か入れたり戻したりをして12室ダウン封入完了。かなりそれっぽいですね。いつの間にか首部分のバンジーコードもついてます。いつやったっけ?

フットボックス作りました。構造良くわかんないので考えるのはやめて、ボトム部の周径に合わせて座布団みたいな感じで作製。ダウン使いすぎで封入不足。。。

そんでもってなんとなく取り付けました。まあいいんじゃないでしょうか。

 更にウエスト上部で固定するストラップというかコードを取り付け。

 というわけで完成しました。結構期待以上のムッチリ感!

余った生地でスタッフサックを作製。総重量731g。いいんじゃないでしょうか。実際持ち運ぶときはコンプレッションサックを使いますし、普段はそのまま吊るしてるのでこのスタッフサックは使うことはあまりないのですが。

今のところ-10℃くらいまでしか使用してませんが、快適でした。キルト自体初だったのですが、ホントにこれで背中寒くないんだなと改めて関心しました。なかなか満足なMYOGでした。

* * * 

言わずもがなですが、今回のプロジェクトは以下のサイトに影響されて着手しました。大いに参考にしています。

厳冬期用900FPキルト、自作 | Wander-Z

更に設計と実際の作製には下記のサイトに非常に助けられました。前者の図面に手を加えたものを使っています。

Quilt
My Homemade Hiking Quilts | The GPS Geek

ロフトの高さと耐温度の換算表。

ZPacks.com Ultralight Backpacking Gear - 20 and 30 degree 900 Fill Power Down Sleeping Bags

2014/01/07

Tyvek UL Non-frame Kite / タイベックUL骨なしカイト



11月に八ヶ岳の阿弥陀岳から硫黄岳まで歩いた時に愛用の凧の骨が折れてしまいました。直そうと四苦八苦してグラスファイバーが指に刺さりまくったり、補修用部品を調べたり色々していたのですが、送料などを考えるともう1つ買ったほうが安い。なので意気消沈していたのですが、たまたまネットでビニール袋で出来る骨なしカイトというものを見つけ、これをタイベックで作ってみることにしました。骨なしってのがミソっぽくてかなり小さく出来る予感。Stowaway Deltaも相当軽いですが、骨のある分かさばるし、落下した時もし人に当たると危ないなって危惧していました。

基本的には以下のサイトをまるっと参考にしました。なんで骨がなくても揚がるのから辺の説明も譲ります。

骨なしカイトの作り方:はっしんのDIY

というわけで早速作成開始。使用するのはFedExのタイベック封筒(フェデックス・パック)です。封筒2つ使用。

まずは封筒を開きにします。大体400x400が取れそうなので、上記ページの型紙をその大きさに収まるようにそれぞれ印刷します。


んでもって型紙のとおりに切ります。


縫います。上記ページでは両面テープを使っている部分です。


糸取り付け部分にテープを取り付けて完成。この写真は1号機なのですが、2号機は2mmの細引きに変更しました。それと本体下部中央に足取り付け用の細引きも取り付けました。あとは上記サイトの通り糸を取り付けます。


適当に小さくしてみるとこんな感じ。折り目が気になりますが、まあいいでしょう。


Prismの糸巻きと一緒に収納できるスタッフサックを作成。


んでもって早速山に。1号機は陣馬山の山頂で揚げたところ木に引っかかってしまい破損。2号機は前述した若干の改良を加え、正月三日の硫黄岳山頂で以下のように揚がりました。操縦はデルタカイトと比べると手応えがなく難しい。練習せねば。


揚がりっぷりはそれなりですが、かなり小さくて軽いので持ち歩いても負担にならないのが素晴らしいです。

タイベックで作成する利点としては、布端の処理が要らない点だと思います。反面折り目が戻りにくいので、ある程度風がないと折り目が邪魔するかも。シルナイロンなんかでも作ってみたいなと思いましたが、前述の布端の処理がめんどいなーって消極的な理由で未着手。

ちなみに、右に旋回する場合は右の糸を短くすると良いようです。

2013/09/19

Make My Own Tarp - Ray-Way Tarp / Ray-Wayタープ作成




以前から興味のあったMYOG(Make Your Own Gear)に手を出してみました。MYOGの登竜門的に名高いRay-Wayタープです。初ミシンなので突っ込みどころ満載だと思いますが、非常に楽しかったので紹介します。

* * *

まずRay-Wayタープがどんなものなのかを簡単に紹介しますと、キャンプ地で屋根として使う一般的なタープ(?)とは異なり積極的にフロアレスシェルターとして使っていこうという種類のタープです。テントと同程度の暖かさや保護を得ることができて、かつ設営のバリエーションも幅広く居住スペースも広く取れる、とRay-Wayのサイトでは紹介されています。特徴的なビーク(くちばし)部がただの一枚のタープとは違い目を引きます。

購入はRay-Wayのサイトから可能です。今回僕は以下のものを購入しました。
  • タープキット(Silicone-Silver-Gray): $74.95
  • Thread-Pro(縫い糸): $7.95
  • The Ray-Way Tarp Book Essential(タープの使い方についての本): $22.95
 これに送料が$15.94かかって合計$121.79でした。送料かなり良心的だと思います(自動計算してくれる送料がおかしかったのでやりとりして修正してもらった)。 1週間以内に届きました。タープキットだけなら結構安く作れるのも魅力です。はっきり言ってこのキットの肝は作成マニュアルであり作成する寸法なのですが、自分でOMMなんかでシルナイロン買うのと同じくらいの価格であり、とても良心的かと思います。

さて、買ったからには作るっていうか縫うわけですが、ミシンに触るのは小学校の家庭科以来でかなりビビって放置していました。その間約1ヶ月。ですがある台風の週末にやることがなくて一念発起。やってみたら裁断から縫製まで2日で終わりました。もちろんクオリティは推して知るべしですが。

というわけで製作開始。


キットを開封して作成マニュアルをざっと読みます。全て英語ですが、不得手な方でも辞書を引けば特に問題はないと思います。

まずは裁断からです。マニュアルにある通りの寸法に生地を切って行きます。面倒がらずに切断する箇所で線を引いて裁断。チャコペンだと色が乗らないので家にあったサクラマイネームを使いました。


裁ちばさみでスーッと切っていくイメージでしたが、はさみを滑らすとなんか繊維がほつれるのでチョキチョキと切りました。


という裁断完了。写真はビーク部。1時間かからないくらいだった記憶。


さて裁断が終わるとミシンです。 ミシン自体は妻の実家から借りました。30年くらい前の年代物ですがフットスイッチがあって便利(縫い終わってから便利だったと知った)。

マニュアルに糸調子を合わせろって1ページ割いて書いてあるので、ひたすら調整。ミシンの説明書は既に失われていたのでダイヤルの意味とかわからずにトライアンドエラーを繰り返すもうまくいかず。端布がこんなかんじに。。。


結局ネットでミシンの説明書を見つけて下糸の通し方が間違っていることに気づいて調整完了。ふう。けどこれ結構大事だったとあとで思いました。というかミシンの基本ですか?

さて次に 折り伏せ縫い(Flat-Felled seam)の練習です。折り伏せ縫いって言葉は今ググって知りました。また端布で以下のように練習して把握。


1日目の作業はここまで。本体の縫製は翌日から。というわけでどんどん縫います。


ちなみに後でRayから教えてもらったんですが、こうやって引っ張って縫ってはいけないようです。生地がつれちゃうとのこと。なるほどそれでかー。でも押さえに任せると滑っちゃって縫い目が詰まっちゃって苦肉の策なんだよなー。引っ張らないで支える程度が良いのかな。

というわけでどんどん進めていって、ビーク部の折り伏せ縫い。


 リッジ部の末端の補強用のパッチ。小さい部品は技術が出ますなーヘッタクソ。


 本体につけたところ。いやーよく考えてありますこれ。


大体縫い終わったところ。この頃はかなり縫うのに慣れて進むのが早い。


ループやらリフターのパッチやら色々縫い付ける。丸く縫うのが難しかった。。。

そしてついに完成! 台風の雨風の弱まった隙に我慢できずに張ってみました。


いいねー。つってもこれちょっと場所が狭くてピンと張れてないんですが。

ちなみに重さはガイライン全部合わせてこんなかんじでした。472g。


雨の中シームシール前に張ってみましたが特に水の侵入はありませんでしたが、説明書にしたがってシームシールをしました。コーキング用のシリコンのクリアを買ってきて、ペイント薄め液で4倍とかに溶いて縫い目に筆で塗り塗り。


後から考えると 、筆ではなくてポンプのようなものでもう少し薄く溶いたシリコンを注いでいくような手法のほうがスマートだった気がします。はみ出ましたので。ちなみにシームシール後に重さを量ると499gでした。シリコンだけで27g?塗り過ぎな気がします。

 * * *

というわけでいざ開始してみたら一気に完成してしまったタープ作成でした。すごく楽しかったのでもっと色々作ってみたい。実際の使用感は次の週末にキャンプ場で色々試してみてまた記事にしたいと思います。つづく。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...