またダウンキルトを縫いましたので記録に残しておきます。今回もThru Hikerの900フィルパワーダウンキルトキットを使用させてもらいました。
- 総重量: 265g
- ダウン: 900FP White Goose Down x 130g
- 生地: M50MR(シェル)、M50L(ライナー)
- サイズ: 縦183cm x 横122cm
*前回の900フィルパワー厳冬期用ダウンキルトのMYOGの様子はこちら。
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友人が持ってるマジック125を見て、ああいいなこれ軽いし自分でこんなの作れないかなと思って計画したのですが、気づけば某モンベルのダウンブランケットの影響を多大に受けたキルトになってしまいました。自分の身長に合わせて短くしてある上に、900フィルパワーのダウンを使っているので、だいたいモンベルで言う#3くらいの性能はあるんじゃないかと思います。
4.6oz、130gのダウンを用意。ホントはこんなハンパな量では売ってないのですが、お願いして売ってもらいました(スケールに115gって出てますがこれテーブルに触れちゃってるので、ちゃんと130g以上あったのを確認済です)。
まあいつものように縫います。今回ロフトが全然無いのでバッフルが要らなくて凄く楽だった。あと、ブランケット状に展開させられるようにするので、フットボックスも無くて凄く楽だった。
んでダウン封入。また風呂場でやりましたが今回もう濡らすのやめてジップロックに入れて重さ測ってってやりましたが、夏だし汗ばんでるしで死ぬ騒ぎ。
数グラムのダウンが無駄になりましたが、もう回収する元気なし。
どうでしょう。こんな感じで。スナップボタンとか色々つけて完成です。
265グラム、スタッフサック除く。奇しくもマジック125と同じ重さ。ですが、こっちはフィルウェイト130gなのでインチキ130とでも呼びますか。かつ900フィルパワー。おう、どうや。
広げるとこんなんです。色んなシーンでこれ実は便利なんじゃないかって思ってます。縫うの大変なので、房室は横に区切っただけ。
スナップボタン取り付けて、足側のコードを絞るとこんな感じ。首側はバンジーコード。
裏側。実は背中の部分のストラップまだつけてない。なかなかよろしいのでは無いでしょうか。7月中旬に松本でキャンプして使ったのですが、夏にはちょっとスペックが高すぎた気もして、ブランケット状での使用が結構ありそうだなと思いました。
あと作ってから思ったんですが、265gしかないのでダウンパンツ程度の感覚で追加して持って行けるのもいいんじゃないのかな。もう今後寝袋はそうそう縫わなくていいかと思うと肩の荷が下りた気分です。ですが、縫ってる終盤でミシンが調子悪くなって凄い困ってます。