2012/12/31
ディスタンスFLの冬季対応
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BDのディスタンスFLは名ポールだと思うのですが、バスケットが交換できないので冬使えません。というわけで改造しましたよというお話。ネット上のこの記事の丸パクりです。ありがとうございます。
まずLEKIの交換用の先端のなんちゃらを買ってきます。バスケットも一緒に。これが高い!
そしたらポールの先端を5分くらい煮ます。接着剤を柔らかくするんですね。ドライヤーでもできそうですが、こっちのが温度管理がしやすいんだと思う。
煮た後引っ張るとすぽっとぬるっと抜けます。
まだ温かいうちに交換用の先っちょに突っ込みます。んで、押して左右の長さを揃えましょう。雑誌に押し付けました。
んで冷水につけましょう。これでがっちりくっつきます。
はい出来上がり。
早速雪山で使ってみようと思います。スキーでも使えるな。おしまい。
Make My Own Climbing Wall #3 / プライベートウォール製作記(組立編)
ウォール編の続き。
ホールドが無いと全然ウォールとしてはダメなんですが、ホールドめっちゃ高いんです。世界中で安いホールド探しまくってポーランドから個人輸入したんですが、送料ケチったから船便で届くのに2ヶ月かかるかもということ。。。組立に間に合わないので急遽ヤフオクで11個買いました。
ちなみに商業ジムだとサブロク1枚あたり20個はホールドが必要だということです。今回作っているウォールの場合、80個!1つ1,000円平均としてもハチマンエン。。。無理だ。どうも旧東欧はボルダリングも盛んでホールドが安い感じなので、どうにかそこから買う形になるのかな。
上のホールドは個人が制作したホールドなのですが、かなりしっかりした作りです。色々ホールド作成についても調べまくったので、いずれ自分でも作ってみようかな、などと思ってしまうほど国内のホールドはバカ高いのです。。。
組立前に肝心なことを忘れていました。爪ナットの取り付けです。塗装が乾いた後にやりました。爪ナットは148個必要なのですが、100個単位だと安いので200個購入。定番のネジクルで。
爪ナットは板の裏側で穴に入れてハンマーでぶっ叩くんですが、とにかくうるさいです。少しでも静かにしようと端材を使ってその上からハンマーでぶっ叩きました。
幾つかやって慣れたので1回叩いただけで綺麗につくようになりました。
ただこの作業はクソうるさいです。近所から嫌われます。確実に。当日17時から30分で終わらせたのですが17時でもかなり気まずい騒音でした。なるべく1発で決めたんですけどね。。。
ともあれ完成したのこれ。美しいなー。
この後塗り直しました。
さていよいよ組立です。全部段取りしてあるので後は持ち上げて固定するだけ、のはずです。流石に一人では辛いので、クライマーのお友達に声をかけて土曜日に来てもらいました。マジ大感謝。
組立中必死にやりすぎてあまり写真が無いのですが、一部補強が単管に干渉してうまく取り付けられなかったので修正をしたり。。。
これも切断面は再塗装しました。
そんでもってあれよあれよと組み上げていって、全部取り付け完了したのが以下の御姿。ホールドもとりあえずw
うーんかっこいいぞ。洗濯物が生活感あるぞ。
ちなみにUボルト使った単管への取り付けはこんな感じです。これを1枚あたり4箇所。
そんでもって、友達に手元にある限りのホールドで遊べるように取り付けてもらって、完成しました!!!うおおすげえかっちょいい!!!!
スクリューオンのホールドは取り付けに一瞬躊躇がありましたが、1つつけちゃえばなんとも感じなくなりました。木ネジが裏に突き抜けると危ないので、今のところ補強のある部分のみ縛りでスクリューオンは付けてます。
そして俺のへなちょこな登りwwwすみません修行します。
ちなみに、この後一番上の部分にパイプを取り付けました。ロープ引っ掛けて遊べるかなーとも思ってるのですが、とりあえずの名目は洗濯物も干せるぞとしています。
このように主婦にも優しいクライミングウォールとなっております(どうでもいいw)。
もうこれは100%やって良かった。今すぐあなたのご自宅にも作りましょう!お手伝いします。子らもすごく楽しそうにしてます。まだまだホールドが全然無いのですが、これだけでも相当楽しいです。ボルトオンのホールドは組み換えも簡単ですごく便利です。せっかく家にあるのでこれで上手になれればいいなあと思っています。コツコツとホールドも増やして行きたいです。
強度についてですが、登ると若干たわみはします(中心部で数ミリたわむ)が、登っていて気づくほどのものではないのでこの構造で当面問題無さそうです。Uボルトの穴とかが今後どうなるか気になりますが、それほど心配しなくても良さそうです。
ちなみにマットはキャンプ用のエアマットがあるので今はそれでやっていますが、ウレタンでちゃんとしたのを用意しようと思っています。
ウォールの費用については最初にも書いた通り42,000円程でした。備忘録も兼ねて次回詳細をまとめてみようかなと思います。当然これにはホールドの分やマットの分は含まれませんので、本気で全部揃えようとしたらやはり10万コースかな。。。これを贅沢と取るか安いと取るか。うーむ。
ホールドについて
ホールドが無いと全然ウォールとしてはダメなんですが、ホールドめっちゃ高いんです。世界中で安いホールド探しまくってポーランドから個人輸入したんですが、送料ケチったから船便で届くのに2ヶ月かかるかもということ。。。組立に間に合わないので急遽ヤフオクで11個買いました。
ちなみに商業ジムだとサブロク1枚あたり20個はホールドが必要だということです。今回作っているウォールの場合、80個!1つ1,000円平均としてもハチマンエン。。。無理だ。どうも旧東欧はボルダリングも盛んでホールドが安い感じなので、どうにかそこから買う形になるのかな。
上のホールドは個人が制作したホールドなのですが、かなりしっかりした作りです。色々ホールド作成についても調べまくったので、いずれ自分でも作ってみようかな、などと思ってしまうほど国内のホールドはバカ高いのです。。。
爪ナット取り付け
組立前に肝心なことを忘れていました。爪ナットの取り付けです。塗装が乾いた後にやりました。爪ナットは148個必要なのですが、100個単位だと安いので200個購入。定番のネジクルで。
爪ナットは板の裏側で穴に入れてハンマーでぶっ叩くんですが、とにかくうるさいです。少しでも静かにしようと端材を使ってその上からハンマーでぶっ叩きました。
幾つかやって慣れたので1回叩いただけで綺麗につくようになりました。
ただこの作業はクソうるさいです。近所から嫌われます。確実に。当日17時から30分で終わらせたのですが17時でもかなり気まずい騒音でした。なるべく1発で決めたんですけどね。。。
ともあれ完成したのこれ。美しいなー。
ちなみに後ろからガンガンぶっ叩くので、表のベニヤが割れました。コンクリートに直ではなく端材の上に置いてやったのですが、ちゃんと同じ大きさの板を下に敷いてやるべきですね。
この後塗り直しました。
組立
さていよいよ組立です。全部段取りしてあるので後は持ち上げて固定するだけ、のはずです。流石に一人では辛いので、クライマーのお友達に声をかけて土曜日に来てもらいました。マジ大感謝。
組立中必死にやりすぎてあまり写真が無いのですが、一部補強が単管に干渉してうまく取り付けられなかったので修正をしたり。。。
これも切断面は再塗装しました。
そんでもってあれよあれよと組み上げていって、全部取り付け完了したのが以下の御姿。ホールドもとりあえずw
うーんかっこいいぞ。洗濯物が生活感あるぞ。
ちなみにUボルト使った単管への取り付けはこんな感じです。これを1枚あたり4箇所。
そんでもって、友達に手元にある限りのホールドで遊べるように取り付けてもらって、完成しました!!!うおおすげえかっちょいい!!!!
スクリューオンのホールドは取り付けに一瞬躊躇がありましたが、1つつけちゃえばなんとも感じなくなりました。木ネジが裏に突き抜けると危ないので、今のところ補強のある部分のみ縛りでスクリューオンは付けてます。
そして俺のへなちょこな登りwwwすみません修行します。
ちなみに、この後一番上の部分にパイプを取り付けました。ロープ引っ掛けて遊べるかなーとも思ってるのですが、とりあえずの名目は洗濯物も干せるぞとしています。
このように主婦にも優しいクライミングウォールとなっております(どうでもいいw)。
作ってみて
もうこれは100%やって良かった。今すぐあなたのご自宅にも作りましょう!お手伝いします。子らもすごく楽しそうにしてます。まだまだホールドが全然無いのですが、これだけでも相当楽しいです。ボルトオンのホールドは組み換えも簡単ですごく便利です。せっかく家にあるのでこれで上手になれればいいなあと思っています。コツコツとホールドも増やして行きたいです。
強度についてですが、登ると若干たわみはします(中心部で数ミリたわむ)が、登っていて気づくほどのものではないのでこの構造で当面問題無さそうです。Uボルトの穴とかが今後どうなるか気になりますが、それほど心配しなくても良さそうです。
ちなみにマットはキャンプ用のエアマットがあるので今はそれでやっていますが、ウレタンでちゃんとしたのを用意しようと思っています。
ウォールの費用については最初にも書いた通り42,000円程でした。備忘録も兼ねて次回詳細をまとめてみようかなと思います。当然これにはホールドの分やマットの分は含まれませんので、本気で全部揃えようとしたらやはり10万コースかな。。。これを贅沢と取るか安いと取るか。うーむ。
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Make My Own Climbing Wall #2 / プライベートウォール製作記(ウォール部編)
基礎編の続きです。
基礎ができたのでそれに取り付ける板について考えます。当初は12mm厚のコンパネを使おうと考えていましたが、垂木を使用しない構造なのでもう少し厚い15mmにすることにしました。コンパネだとジョイフルで880円で買えるのですが、値段はその倍以上のする15mmのラワンランバーコアにしました。ランバーコアにしたのはベニヤよりも軽いからです。
ウォールにはホールドを当然取り付けますが、ボルトオンタイプのホールドは板の裏側から爪ナットという物を取り付けて置いてそれに締め込みます。色々調べた結果、大体サブロクの板あたり40個前後穴が開いていれば良いようです。なので、以下の配置で穴を配置することに決定。
変則型のダイヤモンド配置です。隣合う穴の間隔は300mmで、更にその対角線同士が交差する点にも穴を配置しました。つまり、150mm間隔で互い違いに配置されているということですね。これで1枚あたり36個の穴になるので妥当ではないかと思いました。
ちなみに取り付け方法は垂木クランプなどではなくUボルトを使います。以下の様な感じでテストしてみました。うんまあいいんじゃないか。
作った基礎に合わせてみると、サブロク4枚で大体ちょうどいい事がわかりましたので早速またジョイフルホンダで購入しました。上に乗ってるは裏につける補強用の集成材垂木です。補強については後ほど。
1枚は600mm幅で切ってもらいます。これがルーフ分になって、残りの300mmが一番足元になる予定。
持ち帰ってまずは穴を開けます。これも今や一人一台のインパクトドライバーでやります。
12mmのドリルを使用するのですが、4枚穴の位置を測るのがすげーめんどいので1枚目にだけちゃんとケガキしてあとは重ねてハタガネで固定して一気にやっちゃいました。
さすがに45mmもの穴だと垂直に開けられてるか不安でしたが、並べてみたら結構良い感じなので安心。
相手はベニヤなんであんまりこだわってもしょうがないんですが、一応穴の周りのブサブサになったところにはペーパーを。
更にUボルト用の穴も開ければこれで完了ですが、モチベーション維持のために単管に仮止めしてみました。
おお、想像通り。更に1つだけ手元にあるホールドを取り付けてみます。
あー、なんかテンション上がるわー。 それっぽいわー。
穴を開けた板をUボルトで単管に固定するのですが、15mm厚とは言えこれではやっぱりたわんでしまうのではと思いました。先日知り合ったジムの店長さんからは15mmあればなんとかなるとは伺っていたのですが、やはり補強が必要ではないかと。
ですが、板を直接単管に固定する構造上、1800mmの長辺全部に補強をつけることができません。構造的には劣ることになりますが、単管を避ける形で以下のように補強をすることに決定。
一応木工用ボンドを塗った上で表側からコーススレッドで固定しました。これで相当丈夫になりました。
屋外に設置するので当然雨ざらしになります。単管部分はある程度耐えてくれますが、木の部分はどうしても腐食の心配があります。ということで塗装が必至となりますが、今回は家を設計してくれた建築家のアドバイスに従いキシラデコールを採用しました。家の色に合わせて黒にします。キシラデコールはネットで送料込みで7,350円のところを見つけて購入。高いです。
ハケでひたすら塗ります。なんでローラー使わなかったんだっていうと、説明書きにローラー使ってもOKって書いてなくてハケとしか書いてないからです。それなりに塗装の浸透とかにハケが意味があるんだろうなって信じて頑張りましたが、今思うと絶対ローラーで良かったよ。。。
塗膜を作らず木材に浸透する塗料です。この日は天気が良くなって、あっという間に乾いていくのでどこまでやったかわからなくなる。これが2度塗りの途中。。。
穴の中も綿棒を使って塗りました。もう意地。
んでもって完了したのがこれ。わっかんねー。 ちなみに一部切欠きがあるのは単管の曲げ部分を逃がすためです。
1度塗りからは1日置いて、さらに2度塗りから組立までの数日乾燥させました。
ここまで作業3日。さらに一週間休んで組立編につづく。
ウォールについて考える
基礎ができたのでそれに取り付ける板について考えます。当初は12mm厚のコンパネを使おうと考えていましたが、垂木を使用しない構造なのでもう少し厚い15mmにすることにしました。コンパネだとジョイフルで880円で買えるのですが、値段はその倍以上のする15mmのラワンランバーコアにしました。ランバーコアにしたのはベニヤよりも軽いからです。
ウォールにはホールドを当然取り付けますが、ボルトオンタイプのホールドは板の裏側から爪ナットという物を取り付けて置いてそれに締め込みます。色々調べた結果、大体サブロクの板あたり40個前後穴が開いていれば良いようです。なので、以下の配置で穴を配置することに決定。
変則型のダイヤモンド配置です。隣合う穴の間隔は300mmで、更にその対角線同士が交差する点にも穴を配置しました。つまり、150mm間隔で互い違いに配置されているということですね。これで1枚あたり36個の穴になるので妥当ではないかと思いました。
ちなみに取り付け方法は垂木クランプなどではなくUボルトを使います。以下の様な感じでテストしてみました。うんまあいいんじゃないか。
穴開け
作った基礎に合わせてみると、サブロク4枚で大体ちょうどいい事がわかりましたので早速またジョイフルホンダで購入しました。上に乗ってるは裏につける補強用の集成材垂木です。補強については後ほど。
1枚は600mm幅で切ってもらいます。これがルーフ分になって、残りの300mmが一番足元になる予定。
持ち帰ってまずは穴を開けます。これも今や一人一台のインパクトドライバーでやります。
12mmのドリルを使用するのですが、4枚穴の位置を測るのがすげーめんどいので1枚目にだけちゃんとケガキしてあとは重ねてハタガネで固定して一気にやっちゃいました。
さすがに45mmもの穴だと垂直に開けられてるか不安でしたが、並べてみたら結構良い感じなので安心。
相手はベニヤなんであんまりこだわってもしょうがないんですが、一応穴の周りのブサブサになったところにはペーパーを。
更にUボルト用の穴も開ければこれで完了ですが、モチベーション維持のために単管に仮止めしてみました。
おお、想像通り。更に1つだけ手元にあるホールドを取り付けてみます。
あー、なんかテンション上がるわー。 それっぽいわー。
補強について
穴を開けた板をUボルトで単管に固定するのですが、15mm厚とは言えこれではやっぱりたわんでしまうのではと思いました。先日知り合ったジムの店長さんからは15mmあればなんとかなるとは伺っていたのですが、やはり補強が必要ではないかと。
ですが、板を直接単管に固定する構造上、1800mmの長辺全部に補強をつけることができません。構造的には劣ることになりますが、単管を避ける形で以下のように補強をすることに決定。
一応木工用ボンドを塗った上で表側からコーススレッドで固定しました。これで相当丈夫になりました。
塗装
屋外に設置するので当然雨ざらしになります。単管部分はある程度耐えてくれますが、木の部分はどうしても腐食の心配があります。ということで塗装が必至となりますが、今回は家を設計してくれた建築家のアドバイスに従いキシラデコールを採用しました。家の色に合わせて黒にします。キシラデコールはネットで送料込みで7,350円のところを見つけて購入。高いです。
ハケでひたすら塗ります。なんでローラー使わなかったんだっていうと、説明書きにローラー使ってもOKって書いてなくてハケとしか書いてないからです。それなりに塗装の浸透とかにハケが意味があるんだろうなって信じて頑張りましたが、今思うと絶対ローラーで良かったよ。。。
塗膜を作らず木材に浸透する塗料です。この日は天気が良くなって、あっという間に乾いていくのでどこまでやったかわからなくなる。これが2度塗りの途中。。。
穴の中も綿棒を使って塗りました。もう意地。
んでもって完了したのがこれ。わっかんねー。 ちなみに一部切欠きがあるのは単管の曲げ部分を逃がすためです。
1度塗りからは1日置いて、さらに2度塗りから組立までの数日乾燥させました。
ここまで作業3日。さらに一週間休んで組立編につづく。
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2012/12/30
Make My Own Climbing Wall #1 / プライベートウォール製作記(基礎編)
突然思い立って自宅にクライミングウォールを製作しました。構想2日製作4日の割には良い物が出来たので紹介します。まだ全然ホールドが無いんですが、それでもめっちゃ楽しいです。
ちなみにボルダリングはジムに4回行ったことがあるだけのド素人です。作りたさ先行です。ちなみに設計図とかは無くて、ほぼ脳内設計。寸法をメモった紙程度しか無いのであまり参考にならないかも。
ちなみに3600 x 1820のウォールがホールド、マットを除いて約42,000円で出来ました。工具類は元々持っているので含まれません。
場所を決める
まず取り付け位置ですが、屋内と屋外で検討しました。うちは大きな吹き抜けがあるのですが、壁面の下にスペースを空けるのが困難なのと、家の中に手を加えるのに躊躇があったのとで屋外に決めました。
屋外に設置するとなると我家の場合3箇所候補があります。自宅の南、西、北側にそれぞれスペースがあるので検討しました。まず北側ですが、寒いし玄関から一番遠いのと、車一台入れてて邪魔のとで無し。西側は道路に面して3階までほとんど窓がなく切り立った壁なのでおあつらえ向きなのですが、すぐ道路なのでマットを道路に置くことになるのと、家の外壁に固定する以外垂直に立てた壁を支持できないので無し。結局色々考えて南側のベランダに固定する事にしました。石窯の屋根を作った際の単管工作のノウハウで、なるべく建物に穴とか少ない方向で。かつ、日照や駐車にもなるべく影響が無い形で。
そんなわけで、この位置に作製することにしました。上部のベランダ手すりまで作っても2階より上の日照には影響がなく、1階は元から南側隣家の日影になるため最も影響が少ないという理由で決定。手すりの上までで大体3.6mほどなので立派なものができそうです。
構造を考える
作ろうと決めてからネットを検索しまくりました。木か単管で作った基礎に合板を固定するのがポピュラーな作り方なようです。 屋外に設置するので腐食やらの耐候性を考慮し、なるべくウォール本体以外には木材を使いたくないと考え単管を採用することにしました。デザイン的にも単管の方がすっきりと仕上がるメリットがあります。
いろんなプライベートウォールの製作記を参考にし、単管の柱を2本設置して合板をUボルトで固定すればおそらくOKだろうと考えました(Uボルトを使用した例は無かったですが)。単管に垂木を渡したりたりはしません。これもデザイン上のこだわりです。垂木カッコ悪い(でも丈夫で安心)。ちなみに単管工作の定番であるクランプ類、あれを使うと一気に野暮ったくなるしサビにも弱いのでそれも使いません。ちょっと値は張りますがかん太くんシリーズを採用します。
というわけで、全く人様にお見せするようなもんじゃありませんが以上を踏まえて殴り書きした3面図(上はないけど)みたいなのがこちら。左が正面で右が横から見た図。イメージつかめますか?無理ですか?wwww しかしこれしか無いんですよwwww
100度くらいのオーバーハングからベランダ部で垂直になり、最後におまけのなんちゃってルーフがある構造にします。ルーフ部は曲げ単管を使えば結構簡単にできるんじゃないかなと。固定はベランダにサドルとボルトで固定する方式。足元は傾斜ベースというものがあるのを知ったのでそれで置くだけとします。
基礎作成
とりあえず基礎のアイデアはできたので、まず作っちゃいます。サブロクの合板が4枚ほど必要なのですが、基礎を作ってしまってからそれに合わせてカットするサイズを決めます。いきなり作っちゃいます。素人おっかねーっす。
材料は当然の如く瑞穂のジョイフルホンダに行って買います。下道で早くても40分かかりますが、それなりのすげー価値があります。ただスマートバイヤーの俺はジョイフルで買うよりネットの方が安いものはちゃんとネットで買います。単管のジョイントはジョイフルに一部在庫が無いのと価格が安いのとでかん太くんのサイトから直接買いました(細かい部材の一覧と価格は最後に表にまとめます)。
んなわけで単管やら何らやらを購入。
さらにUボルトやらボルトやらも買います。
持ち帰って早速作ります。ジョイントなどは既に家に届いています。
まずはベランダに穴を開けます。超かっちょいいうちのベランダに穴を開けるのは断腸の思いなのですが、8つだけなので妥協しました。とりあえず寸法通り鉛筆でケガキします。
活躍するのはこのドリルさん。振動ドリルだけど振動させないで使いました。どのご家庭にもあるような振動ドリルです。
はい見事開きました(うわーすげーもったいない!)。 この穴を使って強力サドルで単管を固定するのです。
まずはルーフ部になる曲げ単管を必要な長さにぶった切るのですが、その前に一応角度とかシミュレーション。イメージ掴んでおきます。
イメージつかめた。ぶった切ります。これもどのご家庭にもあるような高速カッターを使います。
はい綺麗に切れました。
微妙にマメなところを発揮して、切断面に錆止めのローバルを塗りました。ベランダの穴開け部にも塗ってます。
では固定します。サドルってのはこんな金具です。このサドルを使用する方法はアンカー使ってもできるし色々応用ができると思います。
ここにさっき切断した曲げ単管をぶっ刺すとこんな感じになります。さっきの殴り書きのルーフ部になりました。しかしこれ一人でやるのしんどかった。。。
さらにそこにストレートの単管をジョイントを使ってぶら下げるような形にし、傾斜ベースを使って接地させます。するとこんな感じに。
横から見るとこんな感じ。おお、脳内設計の通りだ。
というわけで基礎完成です。曲げ部分にぶら下がってみてもびくともしないので、基礎的には十分クライミングウォールに耐えられると判断しました。
一週間休んで次はウォールの作成に進みます。つづく。
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