ReadyNAS上でReadyDLNAを動かしてiPhoneアプリのMedia Link Player Liteから音楽や動画を再生してみた時の話。家のファイルサーバとかPC上のファイルをiPhoneで再生したい人は微妙に参考になるかも。ReadyNAS持ってないとならないかも。
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何日か前にTwitterでNドライブってのが話題になってたなあ、とふと思い出してiPhoneに入れてみました(なんか規約で色々騒いでたみたいですね)。オンラインストレージのサービスなんですが、保存したmp4動画(h.264)をそのままiPhoneで再生できるの。最初はiPhone4で撮影した動画をアップロードして、それを再生してみておおすげえ、とか騒いでましたが、30分ほどの720p動画をアップロードしてみたらそれもちゃんと再生できる(Wi-Fi環境でのみ試した)。iPhone4すげえな。
うーんこれ便利だな。でもいちいちアップロードしたくないな。こうやってネットワーク経由で再生できるんだったら、ファイルサーバにある動画や音楽をそのまま再生できればいいのになあ。 とか思いました。そもそもね、iPhoneって直接ネットワークに接続できるんですからわざわざiTunesに接続して転送、とかiFunBox使ってとか愚の骨頂だろ、と常々思ってました。で、XBMCのiPhone版とかiPhone用SMBクライアントとかあればmp4動画をきっと再生できるのになあとか夢想してました。でもそんなアプリ見当たらない。いつもここで止まってました。
ですが、今日はもうちょい調べてみました。そしたらDLNAクライアントならiPhoneに用意されてるじゃないですか。DLNAサーバならReadyNASのプラグインですぐ動かせるしちょうどいい。って事で早速いじってみました。以下適当な説明。
1. クライアント(iPhone)の準備
App Storeで「DLNA」って検索すると「Media Link Player Lite」が出てくるのでインストールします。
それと、もちろんiPhoneをDLNAサーバにするサーバと同じネットワークにWi-Fiで接続しておきます。
2. サーバ(ReadyNAS)の準備
Frontviewに接続して、[サービス]-[ストリーミング・サービス]から「ReadyDLNA」にチェックを入れ適用する。「メディア共有」にはコンテンツの含まれてる共有を選択。
メディアのスキャンが始まるのでなんとなくしばらく待ちます。もちろんなんかしらmp4の動画とかをReadyNAS上に置いておくように。
3. 接続・再生
おもむろにiPhoneのMLPlayer Liteのアイコンをタップします。すると勝手にReadyDLNAを見つけてきてくれます。便利。
見つかったDLNAサーバをタップすると、フォルダをブラウズしたり音楽、写真、動画の各コンテンツを再生したりできるみたいです。早速Videoを下りて行ってみます。「All Video」を選ぶとDLNAサーバに登録されてるフォルダ以下の全部の動画が観られるみたいです。
で、mp4ファイルの再生ですがあっさりできました!720pの動画もWi-Fi経由で超キレイに動きます。iPhone4の液晶はほんとにきれいだなあ。HD動画再生しても全然遜色ないわああ。音楽も聴けるし写真も見られて便利!
とまあひと騒ぎしましたが、LANの中にいるならテレビで観ますわな、実際。つまりそれってXBMCでやってる事なんですが。そんなわけでせっかくDLNA動かしましたがiPhoneじゃそれほど実用性ないなあと思いました。わざわざ小さい画面で観ませんね。でもこれ、iPadだったら結構いいなと思いました。今後は動画のエンコードはh.264以外の選択肢は無いなあと思いました。実際俺のライブラリも旧来からのaviが多くてほとんどは「メディアフォーマット不明」ってなっててタップしても再生できないって怒られます(再生できないフォーマットは表示しないで欲しい気もしますが)。
サーバ側でトランスコードしてくれればなあと思いましたが、かなりマシンパワーがいるっぽいです。トランスコードしてくれるサーバもあるみたいなんですが、どうもリアルタイムで再生されないみたいなんですよね。変換が終わってから再生開始。そんなのiPhone握り締めて変換終わるまで待てませんよね。実用的じゃないって事で深入りしないでおきました。そもそもそこまでやるならmp4に変換してiPhoneに転送しますわ。
しかし生まれて初めてDLNAが便利だなと思いました。ネットワークプレーヤー歴は長いのですが、Avel Link Player→XBMC(XBOX)→XBMC(Ubuntu)と使ってきてましてずっとSMBで繋いでたので(そういやAvelにバンドルされてたサーバはトランスコードしてくれたっけね。懐かしい)。
今後家で、iPhoneには転送してないけどファイルサーバ上にあるmp4ファイルをどうしてもテレビじゃなくてiPhoneで観たい時や、iPhoneには転送してないけどファイルサーバ上にある音楽ファイルをどうしてもiPhoneで聴きたいときにはこのDLNAサーバが活躍してくれると思います。でもそんなシチュエーション、ねえだろなあ。
2. サーバ(ReadyNAS)の準備
Frontviewに接続して、[サービス]-[ストリーミング・サービス]から「ReadyDLNA」にチェックを入れ適用する。「メディア共有」にはコンテンツの含まれてる共有を選択。
メディアのスキャンが始まるのでなんとなくしばらく待ちます。もちろんなんかしらmp4の動画とかをReadyNAS上に置いておくように。
3. 接続・再生
おもむろにiPhoneのMLPlayer Liteのアイコンをタップします。すると勝手にReadyDLNAを見つけてきてくれます。便利。
見つかったDLNAサーバをタップすると、フォルダをブラウズしたり音楽、写真、動画の各コンテンツを再生したりできるみたいです。早速Videoを下りて行ってみます。「All Video」を選ぶとDLNAサーバに登録されてるフォルダ以下の全部の動画が観られるみたいです。
で、mp4ファイルの再生ですがあっさりできました!720pの動画もWi-Fi経由で超キレイに動きます。iPhone4の液晶はほんとにきれいだなあ。HD動画再生しても全然遜色ないわああ。音楽も聴けるし写真も見られて便利!
とまあひと騒ぎしましたが、LANの中にいるならテレビで観ますわな、実際。つまりそれってXBMCでやってる事なんですが。そんなわけでせっかくDLNA動かしましたがiPhoneじゃそれほど実用性ないなあと思いました。わざわざ小さい画面で観ませんね。でもこれ、iPadだったら結構いいなと思いました。今後は動画のエンコードはh.264以外の選択肢は無いなあと思いました。実際俺のライブラリも旧来からのaviが多くてほとんどは「メディアフォーマット不明」ってなっててタップしても再生できないって怒られます(再生できないフォーマットは表示しないで欲しい気もしますが)。
サーバ側でトランスコードしてくれればなあと思いましたが、かなりマシンパワーがいるっぽいです。トランスコードしてくれるサーバもあるみたいなんですが、どうもリアルタイムで再生されないみたいなんですよね。変換が終わってから再生開始。そんなのiPhone握り締めて変換終わるまで待てませんよね。実用的じゃないって事で深入りしないでおきました。そもそもそこまでやるならmp4に変換してiPhoneに転送しますわ。
しかし生まれて初めてDLNAが便利だなと思いました。ネットワークプレーヤー歴は長いのですが、Avel Link Player→XBMC(XBOX)→XBMC(Ubuntu)と使ってきてましてずっとSMBで繋いでたので(そういやAvelにバンドルされてたサーバはトランスコードしてくれたっけね。懐かしい)。
今後家で、iPhoneには転送してないけどファイルサーバ上にあるmp4ファイルをどうしてもテレビじゃなくてiPhoneで観たい時や、iPhoneには転送してないけどファイルサーバ上にある音楽ファイルをどうしてもiPhoneで聴きたいときにはこのDLNAサーバが活躍してくれると思います。でもそんなシチュエーション、ねえだろなあ。