2014/02/05

How I Bought GoPro "3rd Person View" Mount #1 / GoPro用3PV(第三者視点マウント)を買った話 前編



この動画凄いですよね。これ後ろから人が撮ってるわけじゃなくて、3rd Person ViewマウントっていうGoPro用のマウントを使って一人で撮影してるんです。簡単に言えば腰から棒が斜め後ろに伸びてて、そこにGoProを固定するマウントです。色々あってこれを海外から購入してしまったので、 届くまでの間にその顛末を書いておきます。他の3rd Person Viewマウントとの比較や、D.I.Y.した場合の考察なんかも。

* * *

GoPro買って半年以上経ちますが、ヘッドバンドで頭に固定して撮影以外の使い方はほとんどしてませんでした。外で遊ぶときに頭に装着して、登山や沢登りや自宅でのボルダリングにおいて自分の目線での撮影がメインでした。たまに取り外して水中撮影してみたりもしますが、メインはヘッドマウントでした。

こんなかんじになります。これは沢登りの1シーン。


家のウォールでボルダリングの様子。


クライミングの様子。


と、FPS的視点で撮影ができます。最初はこれで満足したし、それはそれでかなり楽しいんですが、やっぱり結構単調になってしまいます。自分の動きとか良く映らないし、アクションカメラってこんなもん?って気も少し。まあ、実際はこうやって遊んでる最中は単調とか全然気づいてなかったんですが。

そんな2014年のある日、もう少しGoProのマウントの選択肢を広げようと以下のフレックスクランプを購入しました。


このマウントがなかなか良く出来ています。いろんな径のものを結構ガッチリ咥えさせられるクランプと、自由に角度を変えられるフレキシブルアームの組み合わせです。価格がやたら高いのと結構重いという難点もありますが、バーマウントやサクションカップなどを揃えるのであればこれひとつでできる事は多いです。オススメ。ちなみにフレキ部はLoc-Lineという工業用のホースを利用していて、それ自体も単体で買えるので延長することが出来ます。それについては別途また記事を。

このクランプを購入後に奥多摩でクライミングした際に、長い木の枝の先端にGoProを取り付けてクライマーの背後やサイドから撮影してみたら、これが結構便利なことに気づきました。その後、その木の枝をブンブン振り回してる姿を撮影してみたら、これが凄く面白い。


なんだ、頭につけるだけじゃなくて、こうやって遊ぶものなのか、と気づきました。目からウロコ。アクティビティを行っている人間の視点での撮影ばかり考えていて、アクティビティを行っている人間自身を撮影するという発想がこの瞬間まで全く無かったんです。上の動画自体は単にふざけた物なんですが、かなり衝撃的で新しい発見でした。

アクティビティを行う人間を映すという事の魅力に気付き、そこからその為にGoProをどうマウントするかについて調べていくうちに、3PVマウントの沼へ足を踏み入れてしまう事になるのでした。つづく。

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