2010/05/31

10フィートエクスペリエンスへの道


10フィートエクスペリエンスとは、HTPCなどを10フィート(約3m)離れた状態から利用することを指します。
10フィートエクスペリエンス
WindowsメディアセンターやXBMCはこの10フィートでの使用、つまりTVでの使用が前提で設計されているので、ボタンやフォントのサイズなどが最適化されています。

我が家のHTPCはXBMC専用機になっていて、Gnomeは起動せずに直接XBMCを立ち上げています。HTPCって事はPCなので、XBMC以外のアプリも使うことがもちろんできます。XBMCを使用しながら他のアプリを使用するには2パターンの方法があります。

  1. Gnome上でXBMCを起動し、ウィンドウを切り替えて別のアプリを起動する。
  2. XBMC上でLauncherというプラグインを使用し、別のアプリを起動する。
もちろん2の方法を使っています。ですが、ブラウザやSkypeを起動するとメニューなんかのフォントがめっちゃ小さい。見にくい。とても10フィートからは使えない。というわけで、フォントサイズを大きくする方法を調べたのでメモ(ちなみに1の方法だとGnomeのメニューから簡単にDPIが変更できるので大きくできますが、Gnome起動すると全体の起動時間が遅くなるので却下)。

方法は簡単で、/etc/X11/xorg.confのMonitorセクションに以下の1行を追加するだけでした。

Option "DPI" "160 x 160"

これでだいぶ大きくなります。ログオン画面とかも全部。10フィートエクスペリエンスってかんじ。Skypeなんかかなり使い易くなった。ですが、ブラウザの場合Webページのコンテンツはいろんな方法でフォントサイズを指定してますので、別途ズームとかしないと結局ダメなんですけどね。

参考にしたフォーラムポスト:

http://forum.xbmc.org/showpost.php?p=489752&postcount=607

ちなみに通常のPC使用は2フィートエクスペリエンス、だそうですよ。

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